JIPPOミャンマー給食ツアー 無事に行ってきました

JIPPOの高木です。先月1月26日から31日までJIPPOスタディツアー「ミャンマー寺子屋給食ツアー」に同行してきました。
寺子屋給食ツアー」という変わった名前の旅行ですが、JIPPOが昨年文房具や給食のための支援をした「シュエ・ジン寺子屋」を訪れ、子どもたちと一緒に給食を食べ交流をしようと企画したのです。
首都のヤンゴン郊外にあるその寺子屋は、経済的に公立学校に通えない小中学生の子どもたちや孤児の子どもたちが500人ほど学んでいます。交流では折り紙と絵本の読み聞かせをすることにしました。ミャンマーの国鳥にもなっている「クジャク」をみんなで折り、メッセージを書いて大きな壁紙に張りました。絵本は「かさこじぞう」を日本語とミャンマー語で読みました。ツアー一行8名は皆さん子育てベテランの方々でしたので子どもたちへの接し方もすばらしく、大変盛り上がり、大はしゃぎの子どもたちを静かにさせるのに担任の先生が四苦八苦するほどでした。

またメーンの給食では日本のカレールーを使ってチキンカレーを食べました。ミャンマー風にアレンジされて子どもたちはおかわり続出。どうやら気に入ってもらえたようです。

寺子屋は朝9時、30分間のお経と5分間の瞑想から一日が始まります。一般の学校でもこうした朝礼から始まりますが、30分は長い方だそうです。私は子どもたちの礼儀の正しさに驚いたのですが「必要以上に求めない、といったお経で唱えている仏教の教えをちゃんと身に着けているのですよ」という先生の説明に得心しました。